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Gyroscopeの物語

Pokémon Goは最高の新しいフィットネスアプリなのか?

データを見てみましょう…

Pokémon Goは最高の新しいフィットネスアプリなのか?

もともとは冗談のつもりで投稿しました。

ゲームが出たばかりのころ、私はサンフランシスコ中を歩き回っていました。捕まえたのはほとんどズバットでしたが、そのあいだに歩数はかなり稼げました。

動き回ることに報酬をくれる、よくできたゲームの仕組みがいくつかあって、何かを進めるにはほぼ必ず歩く必要があります。

歩くとタマゴを孵化できます。タマゴには2km、5km、10kmの種類があります。ポケモンを捕まえたり、ジムでバトルしたり、レベルを上げたりするには、街の中心部や名所に足を運ぶ必要もあります。

これは本当に世界規模の現象で、ついに世界をずっと健康な場所に変えつつあるのだろうか、と考え始めました。

私の知り合いの多くは、実際にはこのゲームをやっていませんでした。インストールしてみたものの、サーバーが落ちているのを見てすぐやめた人もいます。その一方でニュースは、変な時間帯に群れをなして遊ぶ人たちの話でいっぱいでした。ポケモンを捕まえるイベントには、何千人もが参加を表明していました。

数週間前のゲーム公開以来、世界の運動量に大きな変化が起きているのかどうか、掘り下げて調べてみることにしました。

Gyroscopeユーザーの平均歩数を分析しました。ここにはFitbit、Apple Watch、Google、Jawboneなど、多くの連携から来るデータが含まれています。

Gyroscopeユーザー

1日の平均歩数

1日の平均歩数

結果を見ると、ほとんどの人は1か月前とだいたい同じくらいしか動いていませんでした。ポケモンは最近のニュースを独占し、話題のアプリになりましたが、世界全体の歩く量を劇的に変えたわけではありません。肥満の問題を一気に解決してくれるものではなさそうです。

この結果はさほど意外ではありません。平均で見れば、そもそも大半の人はこのゲームをやっていないからです。そう感じない日もありますが。

仮にほぼ全員がアプリを入れて遊び始めたとしても、このアプリのバッテリー消費は相当なものです。バッテリーパックがなければ、電池が切れるまでに増やせるのはせいぜい1日数千歩でしょう。

平均を動かすほどではないものの、このゲームにかなり本気の人も大勢います。ここ数週間、その日の歩数を共有して、これはポケモンのおかげだと書く人をたくさん見てきました。

関連するミームも山ほど出回っています。

個々の話を聞くかぎり、このゲームが体を動かす量を増やしている例はいくつもありそうです。

それはデータにも表れるのでしょうか。表れるとして、実際にどれくらいの差になるのでしょう。ゼロだった人が数千歩まで増えているのか。それとも遊んでいるのは、もともと活動的だった人たちが多いのか。

そこでポケモンを遊んでいるGyroscopeユーザーに声をかけ、歩数の調査を始めました。本当に遊んでいることを確かめるために、ポケモン図鑑も見せてもらいました。ほとんどの人が少なくとも数十種類は見つけていて、ゲーム内のレベルは10から20のあいだでした。

確認できたプレイヤーのサンプルはまだかなり少ないのですが(参加したい方は連絡ください)、ゲーム公開後の意味のある傾向をつかむには十分でした。

ポケモンのプレイヤー

公開の前と後

数週間前にゲームが公開されてから、ポケモンのプレイヤーの平均歩数は約3,000歩増えました。6,000歩前後だったのが8,000から9,000歩ほどになっています。

ポケモンの活動がいちばん多いのは、平均的な人たちのように土曜日ではなく、どうやら金曜日のようです。

もうひとつ目を引くのは、このグループのもともとの歩数がすでに高かったことです。ポケモンが出る前から、1日の歩数は平均的なGyroscopeユーザーより1,000歩ほど多かったのです。

ポケモンによる上乗せで、1日の歩数は推奨される10,000歩に近づいていますが、届かない日もまだあります。このゲームは人を超人的なアスリートに変えはしませんが、1日の歩数を数千歩は増やしてくれるようです。活動が増えるのは、たぶんいいことです。

この先の数か月で何が起きるかは、まだわかりません。多くの人は遊ぶのをやめて、もとの活動量に戻るのでしょうか。それともNianticがサーバーの問題を直して世界を制し、いずれみんなの1日の歩数を数千歩ずつ増やすのでしょうか。