最新の Gyroscope V9.5 が、App Storeからダウンロードできるようになりました。
今回のアップデートのテーマは、あなたの毎日の流れです。朝アプリを開いたとき、何が起きるべきか。退屈な作業をどう自動化し、大切なインサイトに集中してもらうか。どうすれば目標を達成し、完璧な日を増やせるのか。
大きな追加は、デイリーポイントとスコアがつく新しいモーニングレビュー、より速い朝のルーティン、フードカメラとアップロードの改善、進化した瞑想、より詳しい成績レポート、そして数多くのバグ修正と改善です。
毎日の習慣の秘密
今日、歯を磨きましたか。たぶん磨きましたよね。誰もが当たり前にやっていることに思えます。
でもごく最近まで、これは当たり前の毎日の習慣ではありませんでした。
アメリカで最初の歯ブラシの特許が下りたのは1857年ですが、それが広まり、人々が実際に朝磨くようになるまでにはずっと長い時間がかかりました。道具はあり、歯がきれいなほうがいいことも、みんな何となく知っていました。それでも1915年ごろまで、毎日歯を磨く人はほとんどいなかったのです。
そして1915年、Pepsodentが画期的な新しい歯磨き粉を発売します。そこには秘密の材料がありました。ミントです。歯をきれいにするのにミントは必要ではありませんでしたが、それがないと、効いているのかどうか人にはよくわからなかったのです。
秘密は、歯がよりきれいになることではありませんでした。その場で返ってくるごほうびと、何かをしている感覚です。ミント、泡、今まさに何かが起きたという実感。その小さな見返りが、やってもやらなくてもいい健康行動を、当たり前の行動に変えました。のちに石けんやシャンプーでも同じことがわかりました。泡は必要ないのに、たっぷり泡立つ必要があったのです。人間は(そしてたいていの生き物は)その場の手応えに反応するようにできています。
秘密の材料はトークン
健康でも同じ問題がありました。データを記録することや目標を達成することが自分のためになるとわかっていても、わくわくする感覚とすぐに返ってくる手応えがなければ、続けるのは難しいままでした。
データの収集はほとんど自動でできますが、気づくことと、やりきることには今も毎日の行動が必要です。歯磨きと同じで、歯磨き粉を買っただけでは足りません。1月1日に2時間必死に磨いて、あとは1年休むというわけにもいきません。毎日の短い時間が要ります。モーニングルーティンもコーチングの習慣も、同じ仕組みです。
今回のアップデートでは、あなたの生活に対してすぐに、そしてわかる形で手応えが返るよう、朝の流れを最適化しました。目標とコーチングは歯磨きにあたります。やったほうがいいこと。でも朝に受け取るボーナストークン、それがミントです。習慣として根づかせる、追加のごほうび。今回その追加のごほうびが、トークンなのです。
モーニングルーティン、レビュー、ごほうび
Gyroscopeで誰もがまずやるべきなのが、モーニングルーティンです。1日に何度もアプリを開いたり、いろいろなセクションや画面を見て回ったりしなくていいように、ひとつの流れにまとめました。カードをめくり続けるだけで、コーチがすべてを順番に並べてくれます。
歯磨きと同じで、できる日はほとんど毎日やるのがおすすめです。
設定は習慣のセクションからできて、自分好みに整えるのがずっと簡単になりました。手早く済ませたいか、じっくりやりたいかに合わせて、ルーティンの長さや含める習慣の数を調整できます。最小限にしたいなら、昨日を振り返るだけにすることもできます。
そのルーティンには、瞑想、気分、ジャーナリングなど、朝に取り入れたいものを何でも入れられますが、中でも大事なのが昨日を振り返ることです。
記録と努力の成果が実際に返ってくるのは、ここです。そして同じことを延々と繰り返すのではなく、調整を続けるために必要な手応えも、ここで得られます。レビューの途中では、食事をApple Healthへ自動書き出しするなどの自動化も有効にできます。続ける前に食事の履歴がすべて記録されているかを確認するなど、賢いチェックも入ります(レポートが実際に食べたものにもとづくようにするためです)。
そのあと、実際どうだったかについてコーチからのレポートが届きます。今のコーチングの重点を中心にしつつ、歩数、睡眠、瞑想、たんぱく質、その他の目標まで全体を扱うので、ひとつの指標だけをにらむのではなく、1日を丸ごと理解できます。
そして目標を達成できたら、ごほうびももらえます。比喩ではなく、文字どおりに。
もちろん究極のごほうびは、これから健康で充実した人生を送れること。ただ短期的なごほうびは、いまやトークンという形で返ってきます。アプリの中で実際に価値のあるものです。近く登場するMaxのプランでは、この段階からいずれ本物のキャッシュバックも受け取れるようになります。1日あたりは小さなことでも、積み重なれば行動を大きく変えられます。
アプリの知能と力が増すほど、このトークンの価値も上がっていきます。AI機能はどれもトークンを使うので、瞑想、食事の記録、ワークアウト、チャットなどに充てられますし、使い道は今後さらに増えます。
食事の写真とアップロードの改善
食事の撮影とアップロードの修正にも多くの時間を使いました。画面や状況によってさまざまな不具合や例外的なケースが報告されていた部分です。今回それらはすべて解消したはずで、フードカメラも食事のアップロードも、これまでで一番なめらかに動きます。
カメラの詳細オプション
ヘルスカメラの上部から、いくつかのカメラオプションを使えるようになりました。かなり暗い場所でライトを点ける、インカメラに切り替える、マクロレンズモードにする、といった操作ができます。
マクロモードは、ラベルなどにぐっと寄りたいときに便利です。ただ大きさや縮尺の感覚を保つため、ふだんは30センチほど離れて撮ることをおすすめします。
食事のまとめてアップロード
おすすめは食べる直前にアプリのカメラで撮ることで、たいていはこれが一番リアルタイムの手応えを得られ、データの抜けも防げます。とはいえ、スマホで写真を撮っておいて、1日の終わりや翌朝にまとめてアップロードすることもできます。
まとめてアップロードするときは、食事らしい写真を見つけやすいように画像が絞り込まれます。スクリーンショットや歩きながら撮った写真などが除かれ、食事らしいものだけが残ります。この絞り込みは、右上の「すべて表示」ボタンを押せばオフにできます。移動中に食べて(Placesで記録される)とどまった場所がなかった場合は、絞り込みをオフにして全体を見る必要があるかもしれません。
写真がスマホ本体になく、iCloudにあるだけだったり、別の形式で保存されていたりすることがありましたが、この問題も修正され、すべての画像が変換されて表示されます。画像を選んだあとのアップロードの流れも整理し、中断に対応し、失敗した分は戻らずにやり直せるようになりました。
全画面カメラモードの不具合も修正しました。強押しメニューかショートカットのアイコンから開けるモードです。横向きの写真になったり、より寄った写真になったり、通常のカメラと見え方が違ったりすることがありましたが、これも解消しています。
瞑想が、より速く、より自由に
V9で、瞑想の体験を新しい声とよりあなたに合った内容へと進化させました。多くの方が毎日瞑想し、ルーティンに取り入れてくださっていて、利用は昨年からほぼ10倍に増えています。
瞑想は夜になるとダークモードで表示されるようになりました。下部のボタンで、ダークとライトをすぐに切り替えられます。バックグラウンド再生も改善したので、瞑想が始まったあとは画面をロックしても読み込みが続きます(以前のバージョンでは、ロックを解除したままにする必要がありました)。
読み込みの速さも改善したので、開始を押してから5〜10秒で始まります。深いパーソナライズはそのままです。
すぐに始められるよう、最近の瞑想が上部に保存されるようになりました。新しく作り直さなくても、良かったものをそのまま繰り返せます。瞑想は1分ごとに数トークンを使ってオリジナルの音声を生成するので、トークンの節約にもなります。
瞑想のカスタマイズ
カスタマイズの幅もぐっと広がりました。標準の設定でも、瞑想はあなたの履歴、コーチングの好み、最新の状態を踏まえています。
そのうえで、さらに細かく調整できるようになりました。どんな体験を求めているかを詳しく伝えたり、自分にとって意味のあるマントラやアファメーションを入力したり、声を選んだり、宗教的な実践や伝統を取り入れて、聖典や特定のスタイルをルーティンに組み込むこともできます。ほとんど標準のままにして、クイズに答え、最新のデータと関心に合わせてコーチに調整し続けてもらうのでもかまいません。
成績とレポート
ヘルスタブでは、食事やフィットネスなど分野ごとの成績で、自分の状態をひと目で確認できます。その成績がどう算出されたのか気になったときは、コーチのセクションで詳細を見られるようになりました。
このバージョンでは成績表示が大きくなり、文字も大きく読みやすくなりました。全体の成績がよりはっきりし、文章での説明も増え、結果を主な要素に分解して見せるメーターも加わって、自分の状態がこれまで以上につかみやすくなっています。
成績はコーチタブの各セクションの中にあります。良いか悪いかを知るだけでなく、何が引き上げていて、何が足を引っぱっているのか、次にどこへ集中すべきかを、より早く理解できます。
もうひとつ、ワークアウトの改善
一部の方は、新しいワークアウトのシステムをすでに使えます。プログラムの種類、器具の選択、カスタマイズが新しくなりました。まだテストと改善を続けている段階ですが、以前のバージョンよりずっと強力なはずです。
新しいワークアウトのセクションでは、運動の最中にコーチとリアルタイムで話せます。
ここにはまだ続きがありますが、まずは皆さんに使っていただき、感想を聞かせてほしいと思っています。
ワークアウトの手動での取り込みも改善しました。Apple Healthにコピーを保存するかどうかを選べ、正確な時間も指定できます。
そのほか、裏側でもたくさん
このリリースには、アプリ全体にわたる細かな修正、磨き込み、安定性の改善も数多く入っています。目指しているのは新しい画面を増やすことではなく、毎日また使いたくなるくらい、仕組み全体がしっかり感じられることです。
私たちの使命は、より多くの人が筋力トレーニングをし、毎日瞑想し、健康について世界最高のコーチングを受けられるようにすることです。毎日続けるのは簡単ではありませんが、アプリを使い続けるうちに、こなす作業というより新しい当たり前に感じられてくるはずです。
Gyroscopeがお役に立っているなら、あるいはこの使命を応援していただけるなら、App Storeにレビューを投稿するか、友だちにアプリを教えてください。